仕事は自分で作る

将来起業をしたい人は、自分で自分の仕事を作りたいと考えているはずです。それをまさに実現している最中なのがベンチャー企業なので、今後のキャリアプランの中でそのような企業で働くメリットは数えきれないほどたくさんあります。
ベンチャー企業の基本

ベンチャー企業を立ち上げた人は明確な目的と旺盛なチャレンジ精神を持った人が多いので、会社全体にも勢いがあります。全てが組織化されてルールにがんじがらめの一般企業に見られる状況とは180度違うと言っても過言ではないほど、自由でクリエイティブな労働環境がベンチャー企業にはあります。企業にとってプラスになることであれば、どんな立場の人でも発言することができますし、率先して仕事をしても釘を刺されるような風土はありません。何より主体性がとても重要になってくるので、指示のある方が仕事をしやすいというタイプの人にはベンチャー企業は向かないかもしれません。
自分達で企業の道を切り開ける
歴史ある大手企業の場合、仕事のやり方にも伝統が継承されてきているので、良いか悪いかは別にして企業のルールに協調性を持って従えるかが重要視されることも少なくありません。もちろん悪い点は改善する方向で調整されていきますが、一気に方向転換するような機敏性はありません。しかし、ベンチャー企業ではそもそもルールが固定されておらず、良いことはどんどん取り入れて変化していこうという柔軟性があるので、新人社員であっても仕事のやり方を提案する権利を持つことができます。そこは全くルールのない無法地帯ということではなく、常にベストな状態に会社の状態を保つことが優先される環境なので、効果や意味の見出せない理不尽なルールにただ従うというようなロスをなくすことができます。
個人の力が会社の行方を大きく左右する
ベンチャー企業の面白いところは、個人の仕事が結果にダイレクトに反映されることです。それぞれ自分がやってみたいことを自由に挑戦させてもらえる環境があるので、個人の能力をのびのびと発揮することができます。それが思いがけない大成功につながることも少なくないので、うまく行けば自分の仕事で一気に会社の勢いを強めることができるチャンスがあるというのは、ベンチャー企業だからこそのやりがいでしょう。もちろんその分責任も同じように背負うことになるので、いいかげんな気持ちで仕事をすると逆に会社の勢いを弱めてしまう可能性もあります。自由には責任が伴うとよく言いますが、ベンチャー企業のあり方はまさにその通りなのではないでしょうか。ですから、仕事に対する情熱と行動力のある人ならば、ベンチャー企業で働くことのメリットを存分に享受することができるでしょう。